ゆるはぴ旅ブログ

旅にまつわるリアルな体験談。

“タスマニア”には自然以外の魅力もたくさん!

前回は自然に関するタスマニアのおすすめスポットを紹介させていただきました。

タスマニアの一番の魅力は“広大な自然”かもしれませんが、タスマニアには自然以外の魅力もたーっくさんあります!

今回は私がタスマニア印象に残っている自然以外のスポット(建物・レストラン等)を5カ所ご紹介いたします♪

Ross Village Bakery

Ross Village Bakery(ロス・ビレッジ・ベーカリー)はホバートから車で1時間半ほどのRossという小さな町にあるベーカリーです。

ここのパン屋さんが有名な理由は、美味しい!というだけでなく、あのジブリ映画「魔女の宅急便」に登場するパン屋さんのモデルになったと言われているためです。

Ross Village Bakery外観

このパン屋さんには“Ross Bakery Inn"というホテルが併設されており、映画の中で主人公のキキが暮らしていたような屋根裏部屋などに宿泊することができます!

魔女の宅急便」が大好きな私はもちろん、こちらに宿泊してきたので、その時の様子をご紹介致します♪

Ross Bakery Innの外観

上の写真の入口から入り、チェックインを済ませたら、また外に出て庭の方へ。

庭からホテルの裏側に周ると宿泊する“Kiki's room"がある建物がありました。

2階に上がると部屋があり、バスルームは1階に降りて一旦外に出てから入る必要がありました。

部屋の中(荷物を置いた後の写真で申し訳ないです)

部屋はすごく小さいですが、2つのシングルベッドと1つのソファーベッドがあり最大3人まで宿泊することができます。

宿泊代は時期にもよりますが、私の時は1泊110ドル+予約手数料3.95ドルでした。

安くはないですが、2〜3名で割ればそんなに高くない金額かなと思います。

イメージ通りのすごくかわいいお部屋でした♪

中にはファンの方が置いていったキキのコスプレ道具や魔女の宅急便のDVDなどがあり、よりテンションが上がりました!(笑)

Bakeryの朝食

宿泊者には朝食がついていて、Bakeryの建物の中で食べることができました。

あらかじめメニューは決められていて、上の写真のようなパンが出てきました。

どれもすごく美味しかったです♪

結構な量があったので、食べきれなかった分は持ち帰りました。

Ross Village Bakeryの中

Ross Village Bakeryはとても可愛くて美味しいパン屋さんでした♪

ただ、パン屋さんだけだと「魔女の宅急便」の雰囲気はあまり感じられないので、映画が好きな方は部屋に泊まることをおすすめ致します!

映画のキキの部屋のように広くはありませんでしたが、童心に戻ったかのような気持ちを味わうことができる、ステキな場所でした。

魔女の宅急便」がお好きな方には特におすすめするスポットです!

MONA

MONA(Museum of Old and New Art)は、ホバートにある、オーストラリアの大富豪、デイヴィッド・ウォルシュ氏が作った私設の美術館です。

展示作品は観たことがないユニークで奇抜なものばかり。

美術が好きでない方も、絶対に楽しめるスポットだと思います!

私設とはいえ、すごく立派でキレイで広い美術館でした。

これが個人で作ったものなんてホント驚きです!

ここでは、美術館で観た作品をいくつか紹介させていただきます。

外にも作品が。岬にあるので景色がキレイでした。

滝のように流れる水に英単語がランダムで映し出されてました。

ひたすら白い本しかない図書室。

民族楽器と民族の絵?

トイレも作品?映像が床に映し出されてました。

どの作品も説明の記載がないので、作品の意図がわからない、意味不明な作品ばかりでした(笑)

過激で度肝を抜かれるような作品もたくさんあり、ホントにこんなに奇抜で大胆な美術館は世界中でここだけだと思います。

しかしながら、ただ変なものを並べてるのではなく、そこにはセンスやアートを感じられる作品がたくさんありました。

一見の価値がある美術館です!

ポート・アーサー史跡

ポート・アーサー史跡ホバートから車で1時間半ほどの場所にあり、かつては国内最大の流刑植民地だった場所です。

2010年に「オーストラリアの囚人遺跡群」の一つとして世界遺産に登録されています。

ポートアーサーはイギリスから送られてきた囚人が流刑地でさらに罪を犯した場合の刑罰として送られる場所だったそうで、その厳しい環境は脱出不可能と言われたそうです。

刑務所の跡地は19世紀末に起きた大火事により外壁だけが残る形となっていますが、現代にはないレンガ造りの建物を観るとその歴史の深さを感じます。

ポートアーサー史跡地区内にある教会の中

ポート・アーサーは地域社会の性格も備えられていたそうで、教会や病院、軍人の家なども観ることができました。

ポート・アーサーはすごく広大な土地に様々な歴史的建造物があり、タスマニアの中では最も人類の歴史を感じた場所でした。

パースのフリーマントル刑務所もそうでしたが、厳かな空気で気持ち的にはあまりハッピーにならないので、旅行最終日に行くのは正直おすすめしません(笑)

しかしながら、世界遺産になるのも納得の歴史を感じられるすばらしい光景だったと思います。

タスマニアに行くなら絶対外せない場所です!

Flippers Cooked Seafood

続いてはタスマニアで食べた料理の中でも特に印象に残っている美味しいお店を2店紹介させていただきます。

1店目は“Flippers Cooked Seafood”。

ホバートの“Constitution Dock”という波止場にあり、海に浮かぶ船がお店です。

波止場に船のお店がつけられています。

こちらはメルボルンでの台湾人のシェアメイトが勧めてくれたお店です。

彼女はメルボルンに住む前、1年ほどタスマニアに住んでいたそうです。

Constitution Dockにはいくつもお店がありますが、ここが一番安くて美味しいと聞いて、この店に行きました。

こちらのお店はタスマニア産の魚介を使ったフィッシュ&チップスが有名です。
私は色々な種類の魚介が入ったものを注文しました。(メニュー名忘れました、すみません)

身はプリプリ、衣はサクサクですごくおいしかったです!

地元の方にも人気の有名店だそうなので、ホバートに訪れた際は必ず訪れたいお店です!

MALDINI

MALDINIは毎週土曜日に行われるサラマンカ・マーケットでも有名なホバートサラマンカ・プレースにあるイタリアン料理店です。(今回はマーケットに行けなかったので、次は行きたい!)

手前:マリナーラ、奥:カルボナーラ

店頭にあるメニューを見ると値段がお高めだったので入るか悩みましたが、これを食べた日はタスマニア最後の晩餐ということもあって、“少し贅沢しよう”とこのお店に入ることに決めました。

入ったら大正解!

マリナーラ(魚介のパスタ)は新鮮な魚介のエキスが出ていてすごく美味しかったですし、カルボナーラは私が今まで食べたことがないタイプのカルボナーラで、チーズがたくさんかかっており、それが濃厚でとってもおいしかったです!

このお店の料理を食べにだけでもタスマニアに行きたいと思うほど、すごく美味しい料理でした♪

今回は予算の関係でパスタ2種類しか食べれなかったので、次行くことがあればもっといろんな料理を食べてみたいです。

まとめ

今回は、タスマニア島で特におすすめしたい建物やレストランなどを紹介させていただきました。

私は1週間かけて島をレンタカーで1周しましたが、1週間じゃ足りない!と思うほど、魅力的なスポットがたくさんありました。(全部くまなく見るには1か月は必要だと思います。)

タスマニアは自然のイメージが強いかもしれませんが、前述したように自然以外にも魅力的なスポットがいっぱいです!

ぜひ、タスマニアにご渡航の際は、訪れてみてくださいね♪