クラシファイドでメルボルンのシェアハウスを探そう!
オーストラリア、メルボルンでのシェアハウス探しは、日本のように不動産に問い合わせて探すのではなく、多くの場合、クラシファイドという地域の暮らし情報サイトから住みたいと思う物件を探します。
と言っても、「イメージがわかない…」という方も多いと思うので、今回はクラシファイドでのシェアハウス探しの方法を私自身の経験を交えて紹介させていただきます。
是非、ご参考ください♪
現地サイトか?日本人向けサイトか?
クラシファイドはGumtreeなど現地のサイトはもちろんありますが、DENGON NETといった日本人向けのサイトもあります。
現地サイトと日本人向けサイトとではそれぞれ、メリット・デメリットがありますので、まずは私が考えるメリット・デメリットについて書かせていただきますね♪
現地サイトのメリット
・英語環境で生活できる可能性が高い。
・日本人向けより数が多いので、選択肢が多い。
・格安の部屋が見つかる可能性が高い。
現地サイトのデメリット
・英語サイトなので英語力がないと難しい。
・家が汚い可能性が高い。
・日本人向けより、トラブルに合う可能性が高い。
日本人向けサイトのメリット
・日本語サイトなのでわかりやすい。
・多くの物件には日本人が住んでいるので、家の使い方が綺麗なことが多い。
・安心感がある。
日本人向けサイトのデメリット
・英語環境でない物件が多い。
・物件数が限られるので、選択肢が少ない。
・格安物件が少ない。
おすすめは日本人向けサイト
上記で現地サイトと日本人向けサイトのメリット・デメリットをお伝えしましたが、私がおすすめするのは日本人向けサイトです。
なぜならば、現地サイトで見つけた物件は、多くの場合、日本人以外の国籍の方が多く住むため、価値観の違いなどから発生する問題が生まれる可能性が高いからです。
外国人を差別しているわけではありませんが、実際に、私が現地で、外国人と共同生活を送っている人の話を聞くと、「毎日電話をする声がうるさい」「しょっちゅう友達を呼んで騒いでいる」「食器を洗った後にシンクにゴミがたくさん残っている」などといった不満の声をたくさん聞きました。
もちろん、良い人ばかりが住む良い物件もあるとは思いますが、そういった物件に巡り合うかは本当に運です(笑)
「うるさいのも、家の使い方が汚いのも気にならない。とにかく英語環境に住みたい」という方は現地サイトで探すのも良いと思いますが、「リラックスできる清潔な家に住みたい」と思うのなら、日本人向けサイトで探すのがおすすめです。
日本人向けサイトで英語環境物件が見つかることも
もちろん、現地サイトの方が英語環境物件を探すのは容易ですが、日本人向けサイトにも外国人が住む物件情報が多く掲載されています。
その多くの場合が、他に日本人も住んでいる物件です。
もしも英語環境での物件を探しているなら、私は日本人向けサイトで外国人も日本人も住む家を探すことをおすすめいたします。
自分以外全員が外国人の環境に住むより、自分の他に日本人が`1人でもいた方が何かあったときに助け合えますし、何か不満が会ったときに、1対1だと言うことを聞いてくれない可能性が高いですが、2対1なら聞いてくれる可能性が高くなります。
外国人のシェアメイトと仲良くなれば良いじゃん…と思う方もいると思いますが、私たちの想像を超えるほど使い方が汚かったり、態度が悪かったりすることもあるんですよね…
もしもこういう人が多く住む物件だったら、ストレスは溜まるばかりです。
私はワーホリ生活1年間で2軒のシェアハウスに住みましたが、最初に住んだ物件(女子専用物件)私の他に2人のシェアメイトがおり、1人は日本人、もう1人はアメリカ人でした。
そのアメリカ人の女の子は悪い子ではなかったのですが、「共用の食器を、使い終わったら洗うのはいいのですが、食器に泡が残っていたり、キッチンの床に生ゴミが落ちたままだったり」ということがしょっちゅうありました。
最初は文化の違いもあるので少しくらいは良いか…と思ってましたが、ほぼ毎日のようにそんなことがあったので、ストレスを感じ、もう1人の日本人の子と不満を言い合うことでストレスを解消したり、ひどい時は直接、注意することもありました。
もし、私以外のシェアメイトが全員外国人で、全員このアメリカ人のような感じだったら、多分注意とかできなかっただろうな…と思うので、この子がいてくれて本当に良かったと思っています。
したがって、私の経験から言わせていただくと、英語環境物件を探すなら、現地サイトで探すよりも、日本人向けサイトで日本人と外国人の両方住む物件を探すことがおすすめです。
ちなみに私が住んだこの物件は日本人向けサイトのDENGON NETで見つけた物件です。
クラシファイドの活用方法
少し前置きが長くなってしまいましたが…ここからは、クラシファイドでどのようにシェアハウス物件を探すのか、ということについて紹介させていただきます。
クラシファイドは1つのサイトだけ見るのではなくて、複数のサイトを見るのがおすすめです。
特に日本人向けサイトは1つのサイトに掲載されている物件が少ないため、いろいろなサイトを比較して探すと良いです。
ここでは、メルボルン向けのサイトで比較的掲載数の多い、DENGON NETの見方や操作方法を説明させていただきますが、他のサイトもほとんど同じような仕組みなので、ぜひご参考ください。
DENGON NETの操作方法
Webサイトを開いたら、「クラシファイド」をクリックします。
左のカテゴリ内の「家・部屋探し」をクリックします。
募集中の物件リストが表示されるので、気になったものをクリックします。
左のカテゴリから希望のルームタイプを選ぶことも可能ですが、「シェア」以外は掲載がほぼないので、ルームタイプを選ばずにこのまま探しても良いと思います。
ただし「Room share」は二人以上の部屋、「Own room」は一人部屋なので、どちらか希望があれば選択すると探しやすいです。
気になったものをクリックすると、その部屋の詳細が掲載されています。
ほぼ全ての物件に掲載されている情報は以下のとおりです。
- レント(Rent)…家賃。大抵の場合$160/週のように週当たりの金額を表示。
- ビル(Bill)…光熱費。WiFi含む場合と含まない場合があるので、注意。
- ボンド(Bond)…敷金。通常は退去時、部屋の破損などなければ返ってきます。
- 最低入居期間…滞在できる日数が限られている場合は、注意しましょう。
- 入居可能日…希望する日に入居できない可能性があるので、必ずチェックしましょう。
- 場所…具体的な住所が書いてあることもあれば、大まかな場所だけ書いてあることもあります。その場合、オーナーや掲載者に連絡を取ったときに、教えてくれます。
上記の他には、大抵、設備などの記載があります。
トイレットペーパーや洗剤などの消耗品は提供してくれるところと、自分で買う必要があるところとあるので、心配でしたら、住む前に必ず確認しておきましょう。
ちなみに私が住んだ場所は2軒とも自分で自分用のものを買って使ってました。
「住みたい!」と思う物件があったら、掲載されているE-mailアドレスや電話番号に連絡を取ります。
内容は「いつからいつまで入居希望か」「見学の日はいつが都合いいか」ということくらい伝えれば、あとは相手からいろいろ指示が来るかと思います。
DENGON NETには「掲載者に問い合わせ」というボタンがありますが、大抵の場合、連絡先の記載があるので、このボタンは押さず、掲載の連絡先に連絡するようにしましょう。
住みたい部屋を見つけたら、インスペに行こう!
住みたい部屋を見つけたら、必ず連絡を取り部屋を見学しに行きましょう。
この見学のことを現地では「インスペクション」略して「インスペ」と日本人は言っていました。
クラシファイドには写真を掲載している物件もありますし、していない物件もあります。
掲載している物件も行ってみたらイメージと違う…なんてことはよくあるので、必ず自分の目で確認することが必要です。
また、インスペに行くと入居者やオーナーと会えることが多いので、どんな人と一緒に暮らすのか、ということも確認することができます。
実際にシェアハウスに住んだ後は、「WiFiがつながらない」とか「洗濯機が動かない」とかトラブルがあった時に、オーナーと連絡を取り合うことが多くなります。
トラブルなんてあんまりないでしょ…と思う方もいるかもしれませんが、メルボルンのシェアハウスにある家電などは性能が良くないものも多かったりするので、意外とあるんですよね…
そんな時に対応が悪いオーナーだと、すごくストレスになり、最悪家を出ていく羽目になる(知り合いに何人もそういう人がいました)ので、そうならないためにも、インスペの時に、ある程度オーナーを見極めておくことが必要です。
まあ、インスペの時はみんな良い顔するから、なかなか難しいですけどね(^^;)
「ちょっと変だな…」とか思ったら、そこに住むのはやめた方が良いかと思います。
ちなみに、「女の子一人でインスペに行くのは危険」ということを現地ではよく耳にしますが、私は全ての物件に一人で行きましたが、危険な目にあったことは一度もありませんでした。
日本人向けサイトで探せば危険な目に遭う危険性はかなり低いですが、心配なようでしたら男の人と一緒に行くのが一番安心です。
まとめ
今回は、クラシファイドでシェアハウスを探す方法を紹介させていただきました。
参考になりましたでしょうか?
いろいろ脅すようなことも言いましたが、良い物件に住むことができれば、家でも楽しく充実したメルボルン生活を送ることができるので、なるべく妥協せずに探すようにしましょう♪
ただ、あんまり早くに探しても、大抵の物件はなるべく早く住んでくれる人を探しているので、早くても引越しの3週間前くらいから探し始めると良いと思います。
次回は、実際に私がインスペに行ってから、シェアハウスに住むまでの流れを紹介させていただく予定です。
ぜひ、ご覧いただけると嬉しいです(^^)