私のメルボルン、ホームステイ生活2ヶ月間をご紹介♪
留学やワーホリなどに行かれる方で、最初の1~3カ月はホームステイをするという方、多いのではないでしょうか?
ホストファミリーはどんな人だろう…ご飯はおいしいかな…どんな部屋かな…といろいろ不安はありますよね。
私のホームステイはどうだったかというと、まあ、可もなく不可もなくって感じです(笑)
今回は私が過ごしたホームステイ生活を簡単にご紹介させていただきます。
家に到着後、早速トラブルが…
メルボルン空港に着くと、ドライバーさんが待っていてくれて、家まで連れってってくれました。
私の他に2人の日本人の女の子が相乗りしていましたが、一人ずつホームステイ先のお宅に降ろされ、私は最後の一人でした。
ホームステイ先の家に着いて早速、留守というトラブル(笑)
ドライバーさんが電話してくれましたが、家のホストと連絡はとれず…しょうがないので、家の前で待つことにしました。
ドライバーさんが「何かあったらここに電話して」と連絡先を書いてくれましたが、そいえばSIMカード入れてないから電話できないじゃん…と途方にくれていたとき、1台の車が!
ホストのお母さんと2歳の息子さんの2人が車から降りてきました。
ちょうど買い物に行っていたようで、20分くらい待っただけだったのでよかったです(^^;)
ホストマザーは30代前半くらいで若めのブラジル人。
オーストラリアで英語を学んだら帰国する予定だったそうなんですが、妊娠して結婚することになり、結局メルボルンに住んでいるということでした。
息子さんは2歳でとってもかわいい男の子でした♪
私が聞いていた情報によるとお父さんもいて3人暮らしということだったので、「お父さんは?」と思いましたが、仕事に行っているのかなと思いこの時は何も触れませんでした。
部屋に案内されると…
簡単な挨拶をした後、部屋に案内され、「洗濯物はこのかごに入れておいてね。
入れておいてもらえば週1回私が洗うから」などと部屋やルールについての説明を受けました。
いろいろ調べて情報は得ていたので、洗濯が週に1回というのは「まあ当然か」と思いましたが、部屋にはベッドが2つ…
「一人部屋って聞いてたんだけど、なんで2つあるんだろう…」と思いましたが、長旅で疲れていたのでそのことには触れず、シャワーを浴びて寝ることにしました。
(シャワーは部屋についていたので、ホストファミリーが使うことはなく、自由に使えたので良かったです(^^)バスタブはなかったですが、とてもきれいで広めのバスルームでした。)
ベッドで寝ていると、ガチャっとドアが開き、誰かが入ってきました。見ると金髪で若い日本人の女の子。
やっぱり同居人がいたようです(笑)
話を聞くと、その子も一人部屋と聞いていたそうですが、来ると二人部屋だったそうです。
私の前にはなんと、日本人の男の子が住んでいたというじゃないですか!
男女同じ部屋なんてありえないし、学校に伝わってないなんてこの家大丈夫かな…と思いましたが、土日で学校もやっていないので連絡するわけにもいかず、まあ、とりあえずこの状況を飲み込むことにしました(^^;)
到着して、初めてのディナー♪
到着した日、早速ホストマザーが夕飯を作ってくれました。
(この日のメニューは忘れてしまいましたが、この家では結構ご飯(米)が出てくることが多く、おいしかったです(^^)ホストマザーが留守のことも多かったので、その時は冷凍食品を食べていましたが、まあ、それも美味しかったので良しとします(笑))
ご飯を食べようとすると一人の男性が入ってきました。
手には小さな花束を持っており、それをホストマザーに渡していて、「外国だー」と感じました(笑)
(余談ですが、メルボルンにはお花屋さんが多く、価格は日本よりとても安いです。)
どうやらこの男性がお父さんっぽい。
30代前半くらいで爽やかな雰囲気のオーストラリア人でした。
みんな集まって夕飯。
初日は話すこともたくさんあり、楽しかったです。
ただ、久々にたくさん英語を話したので、疲れました(^^;)
夕食後、男性が帰るというので、「あれ、お父さんじゃないの?」と思いました。
のちのちわかりましたが、この男性はホストマザーのボーイフレンドで、前の旦那さんとは既に離婚したそうです。
つまりシングルマザーでした(^^;)
シングルマザーなのはいいのですが、聞いていた情報と違うし、二人部屋だし…と不安を抱えつつも、1日目はこんな感じで楽しく終わりました。
1か月後、コロンビア人の女の子と同居
不安が多い初日ではありましたが、住んでみるとそんなに悪くなかったです。
二人部屋ではありましたが、ルームメイトの女の子はそんなにうるさいタイプではなかったですし、ちょうど良い距離感であまり不満はなかったです。
しかし、1か月後、ルームメイトの女の子が帰国し、代わりにコロンビア人の女の子が来ました。
このコロンビア人の女の子は私より英語が話せないし、スペイン語なまりで全然聞き取れず、まともにコミュニケーションが取れませんでした(笑)
ただ、ホストマザーはブラジル人でポルトガル語を話せます。
ポルトガル語とスペイン語はとても似ていて、何を言っているのかお互いわかるようで、英語で限界が来るとホストマザーとはスペイン語で話しちゃってました(笑)
悪い子ではなかったのですが、毎日コロンビアにいるお母さんと電話していて、朝早いことも多かったので、午後から学校の私は少し迷惑に感じていました。
(余談ですが、コロンビアの子は母親好きの子が多く、私のクラスメイトは母親の写真、しかも家族写真じゃなくて母親だけが写った写真をスマホの待ち受けにしてました(笑))
ただ、日本人の女の子がいなくなりコロンビアの子が来るまでの間、二人部屋の真ん中に壁を作って、一人部屋になったので、まだ良かったなと思います。
(おそらく、私が学校に文句を言っていたので対応してくれたんだと思います。ホームステイ先を変えることも学校から提案されましたが、もっと悪いところになったら嫌なので、拒否してました。)
壁は簡易的なものでなく、大工さんを呼んでちゃんと建ててくれました。
(またもや余談ですが、日本では大工さんと夕飯を食べるということはないと思いますが、当たり前のように一緒に夕飯を食べたので外国らしいなと思いました(笑))
2か月後、シェアハウスに引越し
2か月後、ついにお別れの日。
最後の夜、私は肉じゃがを作ってホストファミリーと一緒に食べました。
金髪の女の子もホストマザーに日本食を作っていたので、私も作ろうと思い作ったのですが、ホストマザーの話によると今まで色んな人がホームステイしてきたが、ご飯を作ってくれたのはその女の子が初めてだったそうです。
本心かはわかりませんが、おいしいと喜んでご飯を食べてくれました。
初日の印象はあまり良くありませんでしたが、ホストマザーは仕事探しに使うレジュメ作りを手伝ってくれたり、昼食を持って行かせてくれたりと、なんだかんだ楽しく快適に過ごすことができました。
わたしは、大学生の時にイギリスに1カ月ほどホームステイしたことがあったのですが、そこが良くなかったこともあり、断然良く感じました(笑)
新しい家は引越しの1カ月ほど前から現地のクラシファイドを使って探しました。
私がシェアハウスを見つけるまでの流れは以下のブログでご紹介しているので、ご興味ありましたら、ぜひご覧ください♪
ホームステイで良かった点・悪かった点
今までになくエッセイっぽい感じになってしまいましたが、最後に私がホームステイして良かった点と悪かった点をご紹介させていただきます。
良かった点
・門限がなかった。
・バスルームがきれい。
・シャワーが自由に使えた。(1日〇分までという決まりがなかった。)
・キッチンにあるものは自由に食べてOK。
・通常のホームステイは朝晩の2食提供のところ、昼食を持って行かせてくれた。
・ご飯が美味しい。
・リビングのTVではNetflix見放題。ホストマザーが不在がちなので、一人でリラックスして観れることが多かった。
・ホストファミリーが在宅の際は、英語を話す。
悪かった点
・学校から少し遠い。(家から駅まで徒歩20分、電車で30分)
・同居のコロンビア人が毎日電話する音が聞こえる。
・最初の1カ月は二人部屋だった。途中から一人部屋になったが、狭め。
・洗濯は週1回。
・洗濯してもらったら、服がしわしわになってることが多々あった。靴下が片方なくなっていることもあった。
・ホストマザーが不在がちで冷凍食品を食べることが多かった。
・ホストマザーがブラジル人なのでネイティブ英語でない。
・ホストマザーが忙しいので、みんなで外出することがなかった。
まとめ
私のホームステイ先は、すごくいい家庭というわけではありませんでしたが、学校の友達で「にんじん丸ごと1本ゆでたのが夕食だった…」なんて言ってる子もいたので、まだ良い方だったと思います(^^;)
ホームステイ先は選べないので、皆様の中で私よりいいところになる人、悪いところになる人といると思います。
悪いところになった場合は我慢せず、すぐに学校に言ってステイ先を変えてもらった方がいいと思います。
ただ、外国ですので、多少の妥協は必要です。
私も前述のように少しトラブルがありましたが、長期滞在だとホームステイ先以外でもいろんなトラブルがあります。
多少のトラブルを受け入れなければ、生活していけません。
トラブルも楽しむ!くらいの気持ちで行くと良いと思います。
少し脅すようなことを言ってしまいましたが…海外での滞在は多少の悪いことは忘れてしまうほど楽しいことがたくさんあります(^^)
今回ご紹介した内容が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
皆様がより楽しいホームステイ生活を送り、充実した毎日をお過ごしになることを心より祈っています。