メルボルンでのシェアハウス生活ってどんな感じ?(1軒目/全2軒)
以前のブログで「クラシファイドでシェアハウスを探す方法」と「私がメルボルンでシェアハウスを見つけるまでの流れ」を紹介させていただきました。
しかし、住むシェアハウスが決まった後について、「メルボルンのシェアハウス生活ってどんな感じなのか?」ということが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私が1年間のワーホリ生活で滞在したシェアハウスは短期滞在を除いて2軒。
今回は、1軒目のシェアハウスでどのような生活を送っていたのか、紹介させていただきます。
もちろん、シェアハウスによってルールも状況も異なるので、色々な生活パターンがあると思いますが、今回はあくまでも私が経験した内容を紹介させていただきます。
ご参考いただけると幸いです♪
家は平屋の女性専用シェアハウス
以前のブログでも少し紹介させていただきましたが、私が最初にメルボルンで住んだ物件は平屋の女性専用シェアハウスでした。
建物は古めですが、中は外観よりも広く、私の部屋は8畳くらいあり、リビング、ダイニング、キッチン、バス、トイレそれぞれ広々としたスペースがあり、のびのびと暮らすことができました。
こちらに住んでいたのはアメリカ人1名と日本人1名と私の3名。
全て一人部屋だったので、みんな自分の部屋にいることが多く、お互いコミュニケーションを取らない日も多かったです。
シェアハウスといえば、毎日みんなでご飯を食べてパーティ!
というようなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、私のところはそんなことなく、家ではリラックスした静かな生活を送っていました。
場所はメルボルン西部のYarraville
最初に住んだシェアハウスはCBDのフリンダースストリート駅から電車で約15分ほどのところにある西部のYarravilleという街。
メルボルン西部は治安の悪いイメージがあるようですが、この街はそんなこともなく、穏やかに時が流れるような静かな街。
駅前には商店街があり、お洒落なカフェが多く、とても雰囲気の良い街でした。
私はこじんまりとした雰囲気が好きなので、この街がとても好きでした♪
ただ、 一つ不便だったのが、スーパーが駅前にIGAくらいしかなく、安めで広いスーパーがないこと。
語学学校や仕事で毎日のようにシティに出ていたので、その際にcolesなどのスーパーに寄って買って帰ることが多かったです。
シェアハウスのルール
こちらのシェアハウスでは以下のようなルールがありました。
家事は1週間ごとに交代
料理は各自していましたが、掃除やゴミ出しは当番制で、1週間ごとに交代。
当番の人はその1週間のうち1回、個室以外の全ての部屋を掃除し、共有部のゴミを回収して、忘れずにゴミの日に捨てる必要があったので、当番の週は少し大変でした。
洗濯は1週間に1回
洗濯は基本的に週に1回。
ただ、大きなものを洗う時はさすがに1回だと足りないこともあったので、週に2回以上することもありました。
オーナーは家に住んではいなかったので、気づかれることなく、この点で文句を言われることはなかったです。
トイレットペーパーは1パックなくなったら交代で買う
トイレットペーパーは1パックがなくなったら、順番に買いに行くという決まりでした。
アメリカ人の女の子の番になると買うのが遅いことも多く、「トイレットペーパーがない!」なんてこともよくありました。
結局自分用のものをストックしていましたし、その時によって1パックのロール数が異なったりして平等でなかったので、これだったら「自分専用のトイレットペーパーを買う、というルールの方が良かったかもなー」と今となっては思います。
食器洗剤などの消耗品は各自購入
食器洗剤、ハンドソープ、食器用スポンジは各自購入し、自分専用の物を使っていました。
洗濯洗剤は共用の粉洗剤がありましたが、あまり質の良いのものでなかったので、各自購入して使っていました。
友達呼んでOKだけど、事前連絡が必要
家には友達を呼んで全然OKでしたが、一応、シェアメイトに事前に伝えるのがルールでした。
しかし、アメリカ人の子は突然連れてくることもありました(^^;)
このシェアハウスでよかったところ
このシェアハウスには約半年間生活しましたが、住んでみて、郊外ならではのよかったところがあったので、紹介させていただきます。
個室だけど家賃が安め
メルボルン郊外にあることと、設備が古いためか、週130ドルと安い家賃で済むことができました。
光熱費は別でしたが、WiFi込み、一人部屋でこの金額は安い方だったんじゃないかなと思います。
2軒目に住んだシェアハウスはCBD内のシェアルームで週175ドル(光熱費込み)だったので、それを考えても安かったと思います。
個室なのでゆっくりできる
前述した通り、部屋は広々とした個室だったので、家にいる時は周りを気にすることなくゆっくりできました。
もちろん、共同生活なので「部屋でうるさくしない」などの配慮は必要でしたが、基本的に自由な時間を過ごすことができてよかったです。
郊外なので静かな環境
2軒目に住んだシェアハウスはCBD内で警察署に近かったので、毎日のようにパトカーのサイレン音などが聞こえて少し騒がしかったですが、
こちらは郊外で、周りは住宅しかないようなところだったので、サイレン音を聞くこともほとんどなく、静かに過ごすことができました。
このシェアハウスで困ったところ
前述したように、こちらのシェアハウスに住んでよかったところもありましたが、海外の共同生活ならではの困ったところもあったので、紹介させていただきます。
アメリカ人の女の子に少し難が…
同居している日本人の子にはあまり不満がなかったですが、以下のように、アメリカ人の子には少し悩まされることもありました。
キッチンの使い方が汚い
彼女が使い終わった後のキッチンの床には生ゴミが落ちていたり、洗った食器には泡がついたままだったりしました。
最初の頃は「まあ、こんなもんかな…」と思ってましたが、毎日のようにあったので少しストレスでした。
当番を忘れる
私ともう一人の日本人の子は当番を忘れたことはなかったですが、彼女は当番を忘れることが多々ありました。
ゴミ出しを忘れたときはゴミ箱がゴミで溢れ、不潔な感じがありましたし、掃除に関しては、彼女が共同部分を掃除しているところは見たことがなかったので、してなかったんじゃないかなーと思います(^^;)
無断で男性を連れてくる
女性専用ハウスなので後ろめたさがあったのか、こっそり男性を部屋に連れてきていたことがありましたが、声が丸聞こえなのでバレバレでした(笑)
私にはあまり支障がなかったので良いのですが、男性だけでなく友達を何人か連れてきて騒いでいることもあったので、そこには少し迷惑を感じました。
オーナーがケチ
このシェアハウスのオーナーは悪い人ではなかったですが、非常にケチなところが少し問題でした。
前述した通り、メルボルンのシェアハウスは光熱費込みの家賃というところが多い中で、ここは別。
毎月キッチリ割り勘で支払っていました。
それはまだいいのですが、家電は壊れるまで使うので古いものばかり。
洗濯機にはくず取りがなく、100円ショップで売っているくず取りを入れて使っても、服にくずがよくついていました。
今まで住んだ人も、何回か新しいものを買ってもらうように頼んだことがあったそうですが、結局私が退去するまでそのままでした(^^;)
まとめ
今回は、私がメルボルンで住んだ1軒目のシェアハウス生活について紹介させていただきました。
前述したように、不満に思うこともありましたが、外国人との共同生活だと不満がないことの方が珍しいんじゃないかなーと思います。
私の友達には、もっとひどい経験をしている人もたくさんいましたし(^^;)
こちらの家では「楽しい!」という生活ではなかったですが、基本的に出かけることが多かったので、逆に家では静かにゆっくりできてよかったと思います。
次回は私が住んだ2軒目のシェアハウス生活について紹介させていただく予定です。
2軒目は1軒目とは違い、シティにあるアパートメントのシェアルーム。
1軒目とは異なる点がたくさんあったので、ご覧いただけると嬉しいです(^^)